当研究所は、78,000uの山野そのもので、冒頭の挨拶でも触れているように、「建設事業に於ける自然との調和」というコンセプトに関わる技術等ノウハウの開発を目的としています。
私たちは、弊社の建設事業を行う時、常に人の居るべき環境を考え、様々な人の活動に着目する「ヒューマンコンシャス」な立場でいる事を守ろうとしています。
この考え方は、機械的な環境を造るだけではなく、人間の心身が健康であるため、きれいな水や空気といった生活の基本的な条件を整えるために、自然や野生との調和・共存をも目指すものでもあります。
当研究所で私たちは、まず敷地内の土地形状や森林の植生を最大限活かしながら、広大なビオトープを整備し、同地で現在育っている動植物の適切な育成のための環境整備を研究します。
このような経験は、都市部の公園や緑地整備、住宅の庭、災害等で荒廃した山野の復活等、将来の人間生活には欠かせない技術の一つに発展し、社会に貢献出来るものと考えています。
一方で私たちは、この研究所の中で、間伐材再利用や建物の屋上緑化に関わる技術、自然光発電活用技術、滞留水の水質維持等に関する研究開発も始めていきたいと考えています。一つでも多くの成果を残し、皆さまの健康的で快適な生活の一助となればと思います。
今後とも、当研究所の活動にご期待とご理解を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
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