ビオトープ整備状況

第12回整備状況

 2011年11月26日、ウッドデッキの部分修復を行いました。
 このデッキは、2007年2月に「3年寿命」「安価」をテーマに施工、設置したものです。材料には矢板の生材を使用し、約5年間腐朽状態を研究してきました。

 また、春から夏にかけて草が繁茂した駐車場と通路の整備、さらに部分的にススキの刈り込みを行いました。
 天水池は、周囲の草の刈り込みと共に、水草(スイレン、オオカナダモ)の撤去を行いました。



デッキ床板修理
5年を経過したデッキは、床板の腐朽が進み、デッキとしての機能を失いました。
不良箇所を強制的に損傷させたところ(写真)、損傷部分は約5割となりました。
平坦部分は使用可能な範囲ですが、今後さらに腐朽が進む状況です。
当日の作業は、デッキ清掃の上、はねた部分を修復し、塗装合板(コンパネ厚12mm)を重ね張りしました。
今後は、床材料を変え、耐久性の実験を続けます。


通路の整備
今年は刈り込みを制限し、木チップの状態観察や、草の繁茂状況の確認を行いました。
通路部分は通行の踏み込みにより、周辺と比べて一段低く雑草が繁茂しています。草の成長のピークが過ぎ、遷移状態の確認ができたため通路整備を行いました。


駐車場の整備
砕石舗装の駐車場に繁茂していた雑草も、遷移状態の確認ができたため、全面除草しました。


天水池整備
天水池は、水温の低下と共に、メダカを始めとした生き物たちの繁殖時期が終わりました。
水面に垂れ下がるまでになっていた周囲の草の刈り込みと共に、スイレン、オオカナダモの伐採を行いました。
これにより、沈殿する葉の腐食による水質悪化の防止と、開放水面、通風の確保ができます。





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