地域交流情報


メダカセミナー 〜なぜ、今 メダカなのか〜
2009年10月14日


 第1回メダカセミナーとして、エコラボのある休山の麓に立地する広島県立呉宮原高等学校へ訪れ、博物部の生徒たち7名に参加して頂き、開催しました。
 こちらの高校は、多くの卒業生が当社へ入社しており、また、現在校舎新築の施工を当社が担当させて頂いている等、当社とは関わりの深い高校です。

 今回は、初めての一般向け環境教育として、内容や表現方法の検討等も交えて、一緒に学習しました。

 始めに、博物部顧問の岩谷先生より「生物多様性は、環境問題を考えていく上で重要なので、セミナーを通してより深く考えてみましょう。」というご挨拶を頂き、開会しました。

 次に、増岡組環境技術研究所(エコラボ)渡邉所長より、増岡組の紹介と「地球・長持ち 創造企業」についての説明があり、続いて、校舎建築現場の角山から工事の概要と進捗状況を説明し、安全への協力のお願いをしました。





 セミナーは、同校の卒業生でもある清田研究員により、
   第一部 : 「なぜ、今 メダカなのか」
   第二部 : 「エコラボから見る生物多様性」
 の二部構成で進めました。




 第一部の「なぜ、今 メダカなのか」では、『メダカ』をキーワードに、『リオ宣言』から『気候変動枠組条約』、『生物多様性条約』を学習し、生物多様性について考えました。

 第二部の「エコラボから見る生物多様性」では、エコラボを通して、生態系の多様性、種の多様性、天水池に棲むメダカから遺伝子の多様性を学びました。

生徒と研究所員のディスカッション 水槽を囲んでのコミュニケーション



 参加された生徒たちは環境への関心も高く、「生態系ピラミッド」や、「3R+R」からの「もったいないの精神」についても積極的な意見を聞く事ができました。
 また、生物多様性の象徴種についてや、ビオトープへの考え、自分たちの置かれている環境、さらには資料の表現方法等について意見交換を行いました。



 このセミナーでの経験は、今後の増岡組環境技術研究所の活動において大きな財産となるものでした。
 呉宮原高等学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の主旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 関係者皆様のご協力と、生徒の皆さんの貴重な時間を頂き、ありがとうございました。


 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。



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