地域交流情報


メダカセミナー
2024年5月27日、6月10日、10月11日、10月23日


 第41回メダカセミナーは、「簡易田んぼによる農業体験」です。
 広島市立荒神町小学校は、2018年の増岡組110周年事業「キャンプ里地・里山」に協力していただき、その後イベントで使用した「簡易田んぼ」を進呈して校内に設置しました。
 その「簡易田んぼ」を食育の教材として活用します。



 農業体験は、5年生16名で授業の時間を使って進めます。
 始める準備として、前回稲刈り後に種をまきレンゲの花畑となっている田んぼの「田起こし」「水張り」の作業をしておきます。


【代掻き】 5月27日
 水張をした田んぼに手を突っ込み土の塊やゴミを出しながら撹拌し、ミニ熊手で水平に均します。最後に苗の長さを計り、植物標本作りのための押草を作りました。

【田植え】 6月10日
 3本を1束とした苗を、親指、人差指、中指の3本指で植え付けし、水のたまった田んぼに防虫対策のメダカを放流しました。稲の苗の植物標本を作りました。

代掻き 田植え


【稲刈り】 10月11日
 ハサミを使って稲刈りです。刈った稲はハゼに掛けて、防鳥ネットをかぶせておきます。

稲穂の様子 稲刈り


【米づくり】 10月23日
 農業体験の最後は米づくり。ハゼから下ろして脱穀→籾摺り→精米(全て手作業)で、玄米をつくります。大正時代の脱穀機での脱穀体験もしました。 

脱穀機体験 精米


 できたお米(玄米)はわずかでしたが、持ち帰って家のお米に混ぜて炊いて食べるまでが食育です。
 日本人の主食のお米。田植えからごはんになるまでを体験し、食材としてのお米について楽しく学んでもらえたと思います。






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