地域交流情報


メダカセミナー
2021年10月26日


 第24回メダカセミナーは、「簡易田んぼによる農業体験」です。
 広島市立荒神町小学校は、2018年の増岡組110周年事業「キャンプ里地・里山」に協力して頂き、そのイベントで使用した「簡易田んぼ」を進呈して校内に設置しました。今回は「簡易田んぼ」の教育現場での活用です。



 農業体験は、5年生20名で、授業の時間を使って進めます。
 始める準備として、前回の稲刈り後に種をまいたレンゲで田んぼが花畑になっているので、「田起こし」「水張り」をしておきます。

田起こし 水張り


【代掻き】 5月18日
 水張りをした田んぼに手を突っ込んで撹拌します。最初は恐る恐るでしたが、慣れてくると泥の感触を楽しんでいました。最後にミニ熊手で水平にならしておきます。

撹拌 熊手で敷均し


【田植え】 6月11日
 3本を1束にした苗を、親指、人差指、中指の三本指で植え付けます。稲の苗の標本作りをし、防虫対策に20匹のメダカを放流しました。

田植え
苗の植物標本 メダカの放流


【防鳥ネット張り】 8月31日
 稲は、分げつ、伸長、出穂、開花と苗からの成長が進んでいます。その成長を観察し、鳥から穂を守るためにネットを張りました。

稲の成長記録 防鳥ネット張り


【稲刈り】 10月12日
 ハサミを使って稲刈りです。自分たちが育てた稲を収穫します。刈った稲は束ねてハゼに干して乾燥を進めます。
 落水の時に救出したメダカは、百数十匹になっていました。

稲刈り ハゼ干し


【米づくり】 10月26日
 いよいよ米づくり。ハゼから下ろして脱穀→籾摺り→精米(全て手作業)で、玄米をつくります。

ハゼ干し乾燥 稲刈り後の田んぼ
脱穀:牛乳パックを使って脱穀 籾摺り:すり鉢と軟式ボール
うちわであおいで籾、糠飛ばし 精米:籾摺りを繰り返すと玄米に


 できたお米(玄米)はわずかでしたが、持ち帰り、家のお米に混ぜて炊いて食べたそうです。





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