地域交流情報


メダカセミナー
2021年10月9日


 第23回メダカセミナーは、広島県江田島市の「古鷹山ビオトープ観察会(秋)」に行き、生き物観察会に参加しました。
 古鷹山ビオトープは山あいの休耕田を活用して作られたビオトープです。2018(平成30)年7月の豪雨災害で土砂の流入と堤防の一部に崩壊がありましたが、災害復旧により2021年春、ビオトープを再生しました。
 今回の観察会は、春に続き、遷移の極初期段階での調査となります。



 地域の小学生やその保護者等総勢34名での開催となりました。
 観察会は、最初に、草むらや水辺にいるムカデ、ハチ、マダニ、マムシなどの危険な生き物の説明がありました。

ビオトープの様子


 生物採集では、採取した生物を集めて「古鷹山ビオトープ水族館」を作ろう、という事にしました。種類ごとに観察ケースに入れ、名札を付けて調査します。

 水辺の生物8種類、昆虫類16種類と、水族館というよりは昆虫館となりましたが、ビオトープの生き物をみんなで観察することができました。

生物採集の様子


 最後は、お芋やむかごなど秋の味覚を油で揚げて頂きました。
 今回の調査で、災害前にあったビオトープの生態系に戻る日も遠くないのではないかと思いました。





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