地域交流情報


メダカ交流会 2016年9月24日

 第19回メダカ交流会は、『くれエコフェスタ2016』に参加しました。エコラボの生き物を紹介し、メダカとふれあい、メダカを希望者へ配付しました。
 このメダカは、エコラボの天水池を活性化させるための小規模の攪乱を行う際に採取したものです。 
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 『くれエコフェスタ2016』は、「くれ環境市民の会」主催による、エコラボのある呉市の市民・事業者・学校・行政から環境保全に関する取組を情報発信し、参加者の自主的なエコライフの実践を促す体験型環境イベントです。
 地元の環境対策に取り組んでいる企業、学校、行政、くれ環境市民の会など、31の団体がブースを設け、それぞれの環境への取組や情報を発信していました。
 野外ステージやクイズラリー、様々な環境実験・工作と、来場者は楽しみながら環境啓発に参加していました。



 エコラボは、生物多様性をテーマに<メダカ交流会>を開催しました。
 呉市の生物多様性を体験してもらうため、日本在来の小さな命<野生のメダカ>に触れる「メダカすくい」、天水池の生態系を見る「アクアリウム」、天水池に棲む「水生生物ふれあい」、「カブトムシふれあい」、「エコラボを題材にした生物多様性」を展示しました。
【増岡組展示ブース】 【生物多様性の展示パネル】



 日本在来の小さな命<野生のメダカ>に触れてもらう「メダカすくい」は、今年も大好評でした。かつて、身近な池や小川で子供たちが自由にメダカを採っていたように、メダカと遊んでもらうコーナーです。
 すくったメダカの1匹は、希望者に配付します。ビニール袋に入れたメダカを手に持って観察することができます。
【メダカすくい】 【水生生物ふれあい】



【カブトムシふれあい】
 エコラボの山で発生したカブトムシの幼虫との触れあいです。イモムシ型で、日本最大級のカブトムシの幼虫は、子供たちの人気者です。呉市の山は、多くのカブトムシが棲む多様性豊かな山です。



 地域の身近な生き物を知ってもらうこと。それが生物多様性豊かな街を持続する第一歩と考えています。今回の『くれエコフェスタ』では、楽しみながら生き物と触れあうことで、それを伝えることができました。
 今後とも、エコラボでできることがあれば、情報発信を行っていきたいと考えています。




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