地域交流情報


メダカ交流会 2015年9月26日

 第17回メダカ交流会は、『くれエコフェスタ2015』に参加しました。エコラボの生き物を紹介し、メダカとふれあい、メダカを希望者へ配付しました。
 このメダカは、エコラボの天水池を活性化させるための小規模の攪乱を行う際に採取したものです。 
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 『くれエコフェスタ』は、「くれ環境市民の会」主催による、エコラボのある呉市の市民・事業者・学校・行政から環境保全に関する取組を情報発信し、参加者の自主的なエコライフの実践を促す体験型環境イベントです。
 地元の環境対策に取り組んでいる企業、学校、行政、くれ環境市民の会など、34の団体がブースを設け、それぞれの環境への取組や情報を発信していました。
 野外ステージやクイズラリー、様々な環境実験・工作と、来場者は楽しみながら環境啓発に参加していました。



 エコラボは、生物多様性をテーマに<メダカ交流会>を開催しました。
 「日本在来の小さな命<野生のメダカ>に触れることにより、種を大切にする気持ちと、未来の環境に対する責任感を育む」ことを目的として、「メダカすくい」「アクアリウム:天水池の生態系」「エコラボに棲む生き物たちの紹介」「エコラボを題材にした生物多様性」を展示しました。



【メダカすくい】
 日本在来の小さな命<野生のメダカ>に触れてもらう「メダカすくい」は、今年も大好評でした。かつて、身近な池や小川で子供たちが自由にメダカを採っていたように、メダカと遊んでもらうコーナーです。
 すくったメダカの1匹は、希望者に配付します。ビニール袋に入れたメダカを手に持って観察することができます。



【アクアリウム:天水池の生態系】
 天水池のアクアリウムには、メダカをはじめとして、オタマジャクシ、ヤゴ、ミズカマキリ、コオイムシ、マツモムシ、ヒメアメンボ、マメゲンゴロウと色々な生き物が泳いでいます。
 その中でも、今年の一番人気はアカハライモリでした。



【生物多様性の展示パネル】
 生物多様性豊かな呉の街を、エコラボを題材に紹介する展示です。
 エコラボの景色(生態系の多様性)、エコラボに棲む生き物たち(種の多様性)、エコラボメダカ(遺伝子の多様性)と、エコラボを通して生物多様性を考えます。



【クイズラリー】
 クイズラリーのエコマン16号。クイズを通してメダカを知ってもらいます。



 地域の身近な生き物を知ってもらうこと。それが生物多様性豊かな街への第一歩と考えています。今回の『くれエコフェスタ』では、呉市民の方々と幅広く交流することができ、それを伝えることができたと思います。
 今後とも、エコラボでできることがあれば、情報発信を行っていきたいと考えています。




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