地域交流情報


メダカ交流会 2013年5月30日

 第14回メダカ交流会として、メダカの飼育をお願いする呉市立宮原小学校にメダカを進呈しました。
 このメダカは、エコラボの天水池を活性化させるための小規模の攪乱を行う際に採取したものです。

 宮原小学校は、エコラボがある休山のすそ野にある小学校です。
 エコラボの環境を身近に感じることのできる小学校ということで、地域との交流を進めるため、メダカ交流会を開催させて頂きました。
 メダカの水槽を職員室の前のホールに設置し、5年生25名の皆さんと開催しました。 
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 メダカ交流会は、3時間目の理科の授業として開催しました。
 はじめに、“なぜメダカについて勉強するのか→それはメダカを知ってもらうためです”という話から、メダカを知って好きになるとメダカを大切にするようになり、そのことは地球の生き物を大切にすることにつながる・・ということを皆さんに説明しました。


 前半は、エコラボにすむ生き物たちやエコラボから見える景色を例に、休山が自然豊かな山であること、また、種の多様性、生態系の多様性について話しました。
 エコラボメダカの紹介では、メダカがすんでいる天水池の「生態系ピラミッド」や、一緒に棲息する生き物、植物を紹介しました。

【交流会の様子】 【メダカの生態】



 後半は、一人ずつメダカを手にとって観察しました。目の大きさや口の位置、オス・メスの違い等、メダカを細かいところまで見てもらいました。
 卵や稚魚の観察では、席に配ると、あまりの小ささにビックリして歓声があがりました。
 急きょ用意して頂いた虫めがねで、みんな、頭を突き合わすようにして熱心に観察をしていました。

 最後に、「メダカのことを知ってくれましたか?かわいがって下さい。」という問いかけに、みんなそろって「はい!」と大きな声で答えてくれました。

【観察会の様子】 【虫めがねでの観察】


 観察会の後は、みんなで観察したメダカを水槽に放しました。





 宮原小学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の趣旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 宮原小学校の皆様のご協力と、児童の皆さんの貴重な時間を頂き、ありがとうございました。


 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。




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