地域交流情報


メダカ交流会 2013年2月25日

 第13回メダカ交流会として、メダカの飼育をお願いする新座市立石神小学校の子供達にメダカを進呈しました。
 このメダカは、エコラボの天水池を活性化させるための小規模の攪乱を行う際に採取したものです。

 石神小学校は、エコスクール活動を行う等、環境学習に積極的に取り組まれている小学校です。
 弊社が現在増築工事をしている新座病院に近接しているご縁で、今回、5年生の90名とメダカ交流会を開催させて頂きました。 
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 メダカ交流会は、5年生の三組合同で、3時間目の理科の授業として開催しました。
 メダカの水槽は理科室に設置しました。

 まず、増岡組は建物や道路をつくっている会社で、すぐ近くの新座病院で工事をしていることを紹介し、安全への協力をお願いしました。

 そして、「メダカを知ることが地球の生き物を大切にすることになります」という話から始めました。

【設置した水槽】 【交流会の様子】



 エコラボの紹介では、『種の多様性』の説明でエコラボにいる様々な生き物たちを紹介し、『生態系の多様性』の説明でエコラボの景色、天水池を紹介しました。

 メダカのすむ天水池では『生態系』によって水がくさらない環境が作られていることを、「生態系ピラミッド」で説明しました。
 エコラボメダカの紹介では、メダカの生態について説明し、目の大きさや口の位置、オス・メスの違い等、細かいところまで知ってもらいました。

【エコラボの生き物】 【メダカの生態】



 次に、『遺伝子の多様性』についてお話ししました。遺伝子から見た野生の東関東型メダカが絶滅していること、そんな中で奇跡的に発見された「杉並メダカ」、また、エコラボメダカは瀬戸内海型である、という例をあげて説明しました。

 続いてメダカの飼育方法を説明し、飼育したメダカを自然界に放さないようにお願いしました。

 最後に、「メダカを知って、メダカを好きになって下さい。そのことが、武蔵野の原風景を見ることのできるこの地域を、みなさんの子どもたちにも引き継いでいけることにつながると思います。」とお話しして、メダカ交流会は終了しました。

【メダカ飼育の注意と遺伝子】 【観察箱のメダカを観察】




 石神小学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の趣旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 石神小学校の皆様のご協力と、児童の皆さんの貴重な時間を頂き、ありがとうございました。


 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。




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