第12回メダカ交流会として、メダカの飼育をお願いする中央区立城東小学校4年生の子供達にメダカを進呈しました。
このメダカは、エコラボの天水池を活性化させるための小規模の攪乱※を行う際に採取したものです。
城東小学校は、東京の玄関口である東京駅に近接した、まさに都心の真ん中にある小学校です。
この度、増岡組の関連会社である鉄鋼ビルディングの「(仮称)新鉄鋼ビル建替工事」に際し、『未来の当地域』と題して児童の皆さんに絵を描いて頂き、現在仮囲に掲示させて頂いております。
そのご縁から、同校4年生13名の皆さんとメダカ交流会を開催致しました。 |
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整 |
(仮称)新鉄鋼ビル建替工事の仮囲に掲示している『未来の当地域』 |
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メダカ交流会は、5時間目の授業として教室にて開催しました。
始めに、担任の秦先生から鉄鋼ビルディングと増岡組の紹介があり、まずは仮囲に掲示している絵のお礼をお伝えしました。 |
『なぜメダカを勉強するの?』というタイトルで、環境に関する二つの約束「気象変動枠組条約(地球を汚さないようにしよう)」と「生物多様性条約(地球にいる生き物を大切にしよう)」の説明から始まり、「生物多様性条約」のためにみんなができることを考え、なぜメダカを勉強するのかをお話ししました。
『エコラボの紹介』では、エコラボにいる生き物たちを紹介することで「種の多様性」、施設や景色を紹介することで「生態系の多様性」を学んでもらいました。 |
【なぜメダカを勉強するの?】 |
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【エコラボの紹介】 |
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後半は、『エコラボメダカの紹介』のミニ観察会を行い、一人ずつメダカを手に取って、メダカの生態や、奇跡的に生き残った野生種の東関東型「杉並メダカ」を例に遺伝子の多様性について考えてもらいました。
観察後は、みんなでそのメダカを教室の後ろに設置した水槽に放流しました。 |
【エコラボメダカの紹介〜ミニ観察会】 |
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【放流の様子】 |
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「皆さんの描いてもらった未来では、人がたくさんの虫や鳥と一緒に暮らしていたらいいですね。」と清田研究員の挨拶で締めくくり、最後に児童代表者から丁寧なお礼の言葉を頂き、メダカ交流会は終了しました。 |
【お礼の言葉】 |
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【メダカ大使の水槽】 |
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交流会が終わり、エコラボメダカの水槽に集まった児童たちの様子を見て、メダカを大切に育ててもらえると感じました。
続いて、5年生の教室にもメダカ大使を進呈しました。 |
【設置した水槽】 |
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【5年生のメダカ大使】 |
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城東小学校は都心にありながら環境について大きな関心を持たれ、学校として様々な活動に取り組まれていると聞いております。
特に4年生は生き物に関心が高いとの事でしたが、メダカ交流会を通じてそのことを実感しました。
増岡組環境技術研究所にとって、都市部でこのような交流会を開催させて頂いた事は、大変貴重な経験となりました。 |
城東小学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の趣旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
城東小学校の皆様のご協力と、児童の皆さんの貴重な時間を頂き、ありがとうございました。 |
今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。 |
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