地域交流情報


メダカ大使 2011年7月13日

 今回は、広島県呉市立明立小学校にメダカを進呈しました。
 このメダカは、春を迎えたエコラボの天水池で、水温の上昇とともに活発化して増えたメダカの一部を小規模の攪乱のために採取したものです。

 呉市立明立小学校では、学外から講師を招き、ビオトープを教材にした環境学習を行っています。

 今回は、完成間近の学校ビオトープにある池に、エコラボメダカを放流しました。
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 当日のビオトープの授業は、5年生40名あまりの出席で、校庭で行われました。

 はじめに指導講師の梶岡さんから、木の役割と、木を大切にしましょうというお話がありました。
 続いて、指導講師の祖母井さんから、その日植える秋の七草と水生植物について説明があり、全員で植え込みを行いました。

梶岡講師による木の話 祖母井講師による植物の話

秋の七草の植え込み 水生植物の植え込み



 エコラボメダカの進呈は、清田研究員から増岡組環境技術研究所(エコラボ)の紹介と、そこに棲むチョウやトンボの話、メダカの生態についての説明から始まりました。
 そして、児童全員で、カップに入れたメダカをビオトープの池に放流しました。

メダカの説明 メダカ放流



 放流が終わると、整列した児童の皆さんから指導講師たちへお礼の言葉があり、2時間のビオトープ授業が終了しました。

お礼の挨拶 水生植物とメダカの泳ぐ池



 短い時間でしたが、学校ビオトープの設置やビオトープ授業の開催等、積極的に環境教育に取り組まれている事、そして、活発に質問をしていた児童たちのメダカへの興味や環境意識が高い事を感じました。
 また、今回実際にビオトープを使った環境教育の現場を見る事ができ、増岡組環境技術研究所としても良い経験となりました。



 呉市立明立小学校の皆様には、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。




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