地域交流情報


メダカ大使 2011年6月4日

 今回は、広島県呉市で活動をしている『宮原地区まちづくり推進委員会』にメダカを進呈しました。
 このメダカは、春を迎えたエコラボの天水池で、水温の上昇とともに活発化して増えたメダカの一部を小規模の攪乱のために採取したものです。

 宮原地区まちづくり推進委員会は、同地域にある神原公園のビオトープの保全やホタルの里づくりにも取り組まれており、当日はその場所でホタルの放虫会が行われました。

 今回は、そのビオトープにあるホタルの幼虫の棲む池でエコラボメダカを泳がせてもらうため、メダカを持って参加しました。
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 ホタルの放虫会は、子供会や自治会の協力を得て、小学生を中心とした子供たち約50名とその保護者や関係者の方々総勢約100名の参加で、夕方6時から始まりました。

 宮原地区まちづくり推進委員会会長のご挨拶に続き、紹介を受けた増岡組環境技術研究所 清田研究員は、会長が「ホタルの幼虫やメダカで、この池がにぎやかになるといいですね」とお話しされた事を受け、池にいろいろな生き物が生きている事で生き物が棲みやすい水になる事や、メダカの生態についての説明をしました。

神原公園ビオトープ 会長挨拶



 次に、世話役の方々がエコラボメダカをカップに取り分け、子供たちの手でホタルの幼虫が棲む池に放流されました。

メダカ配付 メダカの放流



 その後、ホタルの一生についての説明があり、周りが薄暗くなり始めると、子供たちがホタルを放ち、淡く光りながら飛ぶホタルの姿を見る事ができました。

ホタルの説明 ホタルの放虫



 ホタルの説明をされた「ホタルじいさん」こと祖母井さんは、子供たちにたくさんのホタルの光を見せてくれました。
 坪井さんの活動は、当メダカ交流会主旨の『日本在来の小さな命とふれ合う事が、種を大切にする気持ちと、未来の環境に対する責任感を育む上での一助になれば』という願いに共通すると感じました。

ホタルの光




 宮原地区まちづくり推進委員会の皆様には、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。




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