今回はメダカ大使として、広島県安芸郡熊野町にある『くまの・みらい保育園』にメダカを進呈しました。
このメダカは、春を迎えたエコラボの天水池で、水温の上昇とともに活発化して増えたメダカの一部を小規模の攪乱※のために採取したものです。
この度、くまのみらい保育園では、子供たちの感性をよりいっそう育むため、父兄や地域ボランティアの方たちの協力により園内にビオトープが造られました。
当日はその完成式ということで、ビオトープの中の新しい池でエコラボメダカを泳がせてもらえたらと思い、持参しました。 |
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整 |
ビオトープの完成式は、園児や保育士、父兄、地域ボランティアの皆さん総勢百数十人の参加で行われました。
上原園長先生の挨拶の中で、メダカの先生として清田研究員が紹介されました。 |
完成したビオトープにこれからやって来るチョウや虫たちについて、エコラボで撮った写真で紹介したりした後、連れてきたエコラボメダカを皆さんに見てもらいました。 |
続いて、カップに分けたメダカを、全員で放流しました。 |
放流したメダカは、新しい広い池で元気良く泳いでいました。
その姿を見つけた園児たちは、指を差しながら一生懸命目で追いかけていました。 |
初めての保育園でしたが、園児たちのメダカを追いかける姿に、エコラボメダカを身近な生き物として捉え、かわいがってもらえると感じました。 |
くまの・みらい保育園の皆様には、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。 |
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