地域交流情報


メダカ交流会2010年10月5日

 第11回メダカ交流会として、メダカの飼育をお願いする呉市立警固屋小学校5年生の子供達にメダカを進呈しました。
 このメダカは、エコラボの天水池で水温の上昇とともに活発化して増えたため、一部を小規模の攪乱のために採取したものです。

 警固屋小学校は、エコラボのある休山の南端にあり、エコラボに最も短時間で行くことができる小学校です。
 今回は、5・6年生合同での環境教育と、理科室にて5年生のメダカ観察会を行いました。
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整



 体育館で行われた5・6年生合同によるメダカ交流会では、久保田先生が開催の主旨と増岡組を紹介して下さり、増岡組環境技術研究所所長の渡邉より、増岡組の仕事の内容、環境についての取組などを説明しました。

久保田先生からの説明 渡邉所長の挨拶



 次に、当研究所の清田所員より「なぜメダカについて勉強するの?」と題し、メダカを通して生物多様性のお話をさせて頂きました。
 さらに、エコラボに生息している生き物の説明を行い、生物多様性について自分たちが「今できること」を考えてもらいました。

エコラボの説明



 休憩時間をはさんで6時間目は、5年生が理科室に移り、「生き物探しゲーム」で盛り上がりました。
 このゲームでは、生き物を思い浮かべたり、知らない人に教えてあげたりすることで、生き物を身近に感じることができます。

 続いて、石井所員により「メダカの観察会」と「飼育指導」を行いました。
 各班に置かれた観察ケースを手に取り、目や口の位置、オス・メスの見分け方、餌のやり方等の飼育方法について、児童達と意見交換や感想を聞きながら進めました。

生き物探しゲーム 飼育指導

メダカ観察会 オスかな?メスかな?



 体育館で静かに聞き入っていた時とは違って、生き物探しゲームや観察会では活発に意見を出し合っている皆さんの様子を見て、5年生の皆さんが環境に関心を持ち、メダカを大切に育ててくれる事と思いました。

理科室に設置した水槽




 警固屋小学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の主旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
 警固屋小学校の皆様のご協力と、児童達の貴重な時間を頂き、ありがとうございました。


 今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。



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