第11回メダカ交流会として、メダカの飼育をお願いする呉市立警固屋小学校5年生の子供達にメダカを進呈しました。
このメダカは、エコラボの天水池で水温の上昇とともに活発化して増えたため、一部を小規模の攪乱※のために採取したものです。
警固屋小学校は、エコラボのある休山の南端にあり、エコラボに最も短時間で行くことができる小学校です。
今回は、5・6年生合同での環境教育と、理科室にて5年生のメダカ観察会を行いました。 |
※攪乱(かくらん)・・生態系保全に必要な人為的個体数調整 |
体育館で行われた5・6年生合同によるメダカ交流会では、久保田先生が開催の主旨と増岡組を紹介して下さり、増岡組環境技術研究所所長の渡邉より、増岡組の仕事の内容、環境についての取組などを説明しました。 |
久保田先生からの説明 |
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渡邉所長の挨拶 |
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次に、当研究所の清田所員より「なぜメダカについて勉強するの?」と題し、メダカを通して生物多様性のお話をさせて頂きました。
さらに、エコラボに生息している生き物の説明を行い、生物多様性について自分たちが「今できること」を考えてもらいました。 |
エコラボの説明 |
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休憩時間をはさんで6時間目は、5年生が理科室に移り、「生き物探しゲーム」で盛り上がりました。
このゲームでは、生き物を思い浮かべたり、知らない人に教えてあげたりすることで、生き物を身近に感じることができます。
続いて、石井所員により「メダカの観察会」と「飼育指導」を行いました。
各班に置かれた観察ケースを手に取り、目や口の位置、オス・メスの見分け方、餌のやり方等の飼育方法について、児童達と意見交換や感想を聞きながら進めました。 |
生き物探しゲーム |
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飼育指導 |
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メダカ観察会 |
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オスかな?メスかな? |
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体育館で静かに聞き入っていた時とは違って、生き物探しゲームや観察会では活発に意見を出し合っている皆さんの様子を見て、5年生の皆さんが環境に関心を持ち、メダカを大切に育ててくれる事と思いました。 |
理科室に設置した水槽 |
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警固屋小学校の皆様には、「エコラボメダカ交流会」の主旨に賛同して頂き、このような機会を与えて下さった事に感謝致します。
警固屋小学校の皆様のご協力と、児童達の貴重な時間を頂き、ありがとうございました。 |
今後とも、エコラボでできることがあれば、地域交流を進めていきたいと考えています。 |
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