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天水池 形状検討(蒸発と降雨量)


蒸発量 :「水環境の気象学」資料参考
降水量 : 気象庁ホームページ気象統計情報参照

天水池の形状と水量
蒸発量は北緯34°における年間蒸発量(浅い水面)900mmを設定しています。
降水量はアメダス呉地区の年平均1435mm及び年間最小降水量1994年787mmを用いています。
蒸発量と現地における平均降水量は8月の時点で逆転はするものの、平均水位で約2cm下がる程度です。
過去30年間の現地における年間最小降水量である1994年では、5月から12月までの累積で28cmの平均水位の低下が見られます。
天水池の平均水位が45cmであるため約4割の水量に低下しますが、最深部においては70cm程度の水深を確保できると想定されます。
水量の減少による水質の悪化が見られた場合には、水の補充を検討する必要が有ると思われます。


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